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【無痛分娩vs普通分娩】両方経験してわかったことまとめ〜3児出産したママレポ〜

ここまで、無痛分娩の詳しい体験談を書きました。

 

そこで、無痛分娩のメリット・デメリットなどなど

普通分娩と比較して、まとめていきます。

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※お産は十人十色。あくまでも私の体験をもとに語りますので、

一例として、これからお産を控えている方の参考になればと思います(^^)

♡目次♡

 

ママの自己紹介

まずは、ママの情報として軽く自己紹介しましょう。

身長:170cm

体重:55kg(妊娠してない時)

妊娠中の体重増加:約10〜13kg

体型:やせ型

性格:超ビビり

年齢:初産30歳、2回目32歳、3回目35歳

赤ちゃん性別:女3人

 

3回の出産経過

3回の出産の経過を書きます♪

全て安産でスムーズなお産でした。

やぱり、回を重ねるたびに、出産時間は短くなってます。

 

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無痛分娩のメリット・デメリット

無痛分娩と普通分娩を経験して、その違いをまとめます。

あくまでも、出産は人それぞれ全然違いますので、一つの例として参考にしていただければと思います(^ ^)

情報源ごとに紹介していきます〜

人によって、メリットと思うかデメリットと思うかがそれぞれだと思うので、

私が得た情報の事実としてゴチャッと書いていきます。

病院の助産師さんからの情報

●子宮口へバルーン(100cc)を入れる処置で、ほとんどの人は陣痛がくる

●陣痛が始まって少し痛みを感じてから麻酔をする方が効果を感じられる

●無痛分娩にすると時間がかかる(初産婦は翌日になることも多い)

●背中への麻酔を刺す痛みは、痛がる人ほとんどいない

●麻酔の後の、尿カテーテル挿入も痛がる人はいない

●無痛分娩の人は、普通分娩の子宮口5〜6センチあたりの痛みが、陣痛が始まって入院してくる時くらいの痛みに見える。

●麻酔後は、子宮口が開くのを寝ながら待っている人が多い。

病院の麻酔科医からの情報

●痛みを完全に取ることは簡単だが、いきめるように痛みを残す

●様々なリスクの説明はするが、交通事故に合うようよりも確率は低い

●麻酔の効き方は個人差がある

●無痛分娩後の感想は、「痛くなかった」「痛かった」両方いる

●経産婦の方が、(痛みを知っているから)無痛分娩の効果を感じやすい

 

私が体験してみてわかったこと

●計画分娩なので、予定を組みやすい

●出産前の子宮頸管拡張の処置は、麻酔なしで耐えなければならない

●分娩第1期(分娩台がお産の体勢になる前まで)の陣痛がわからない(痛みなし)

●会陰の感覚が無くても、内診は痛い

●分娩第2期(子宮口が10センチ開いてから)は、激痛だった

●赤ちゃんが会陰を通過する時の会陰の痛みが全くない

●会陰縫合が全く痛くない

●出産後も麻酔を入れたままにして、後陣痛にも麻酔がきく

●出産が幸せな思い出になった

 

無痛分娩の痛みを10段階にしたら

「無痛分娩でも結局痛い」という口コミがあります。

私が体験した痛みを10段階で評価してみました。

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子宮頸管拡張処置

出産が進みやすくするために、子宮の入り口に風船のようなものを入れる処置。

子宮の熟化を図ります。

子宮口の柔らかさや開き具合によって、痛みの感じ方も違うようです。

私は、前日に、子宮口1.5センチで子宮頸管4センチでした。

バルーンを入れる処置は、「ちょい痛い」ですね。

で、入れた後から始まる下腹部の違和感が地味に辛いです。

でも、重い日の生理痛ほどではないので、耐えれるくらいです。

内診

内診は、助産師や医師のやり方にもよります。

指で、子宮口の開き具合を測っているのですが、

子宮口がかなり柔らかくなってくると、指で押し広げることができるくらいぷよぷよだそう。

広げるように内診されると、触り方によって痛いと思う。

私は、ここは強いかもしれないけど、

クチコミによると、だいぶ痛いポイント。

気になる硬膜外麻酔の効果です。

麻酔で会陰の感覚が分からなくても、内診はふっつーに痛み感覚がありました。

嫌だったら、陣痛開始してからの内診回数を減らしてーとお願いするのもアリかも。

 点滴ルートの確保

陣痛促進剤の点滴ルート。

これは、緊急時にも使う血管らしく、太めの針で刺します。

採血くらいの痛みです。

硬膜外麻酔の穿刺

背中の骨の間から穿刺して、硬膜外腔にチューブを留置します。

聞くからに、痛そうな印象があり、相当怯えていましたが、

これが、全くもって、予想外に、大したことなかった。

初めに局所麻酔をする時だけ、うっすらチクっとしますが、

採血や点滴ルートを取るときの方が、数倍は痛いです。

歯医者の局所麻酔のような、かすかなチクリ感。

局所麻酔の後に、チューブを挿入していくのですが、

皮膚表面に痛覚があるけど、体内は痛みを感じにくいそうで、

チューブを刺し進めても全くわからなかったくらいです。

尿カテーテル挿入

尿道口からカテーテルを挿入して、膀胱に溜まった尿を体の外に出す処置です。

ものすごーく痛いと友人から聞いておびえていました。

しかし、硬膜外麻酔の後だったので、

気づかないうちに終わりました。

麻酔の後、どの程度効いているかを確認され、

「膣や肛門に力が入らない」「会陰の感覚がない」という状況でした。

麻酔のおかげで、これも心配無用です!

分娩第Ⅰ期の陣痛

分娩第Ⅰ期は、開口期といい、分娩開始から子宮口が10cm開くまでの間です。

人にもよりますが、子宮口3センチ程度でも、相当な痛みです。

数分間隔でやってくる激痛に、初産なら数十時間、経産婦でも数時間耐えなくてはならず、

体力も消耗するし、息もすえないほどの痛みになっていきます。

私の場合、分娩第Ⅰ期は「3時間半」ほどでしたが、

陣痛が始まってまもなく、間隔が2分毎になっていました。

 この間、陣痛が来ているのが全くわからないくらいまで、麻酔を効かせてもらえていたので、大満足でした。

頻繁に襲いくる陣痛に全身の筋肉をこわばらせて耐えると、

それだけで体力消耗するのですが、ここは、「全く痛くない」状態で過ごせました。

ただ、子宮口7センチから10センチまでの15分くらいは、ものすごい激痛で、

「麻酔効いてないやろ!」という状態でした。

でも、終わってみれば、

普通分娩の痛みを2回経験していることもあり、

その痛みがあっても、結果オーライ(^ ^)と思えています。

分娩第Ⅱ期の陣痛

子宮口10センチ付近は、普通分娩と同等の痛みでした。

私の場合、子宮口7センチから10センチになるまでが、約15分くらいと

急激にお産が進んだために、麻酔が追いつかなかったためなのか?

この分娩第Ⅱ期は、「いきみ」をかけれるように麻酔は強くかけず、

この痛みに多少なりとも耐える必要があるのか?

ここが、疑問の残るところでした。

ネット上の口コミによると、

「最後まで痛くなかった」「結局激痛だった」

などと、色々な体験談があります。

児娩出時の会陰の痛み

会陰には完全に麻酔が効いていて、全く痛くありませんでした!

普通分娩で、赤ちゃんが出てくる時の痛みといえば、

腰の骨・恥骨・尾骨?がバリバリと砕けたかのような痛みとともに、

超高熱の鉄球が膣にハマっているかのような感覚で、

そして、息が吸えない切迫感。

それが、、、

会陰に何かいる、何か挟まっている、という感覚はありません。

さらに、

赤ちゃんが膣がビリビリと裂けます。

ひどい人だと、膣と肛門が繋がる勢いで避けるらしい。

私は、少し会陰が裂けましたが、

もちろん、会陰が裂ける痛みも全くわかりません。

 

会陰縫合

会陰の感覚がないので、会陰縫合されているのが全くわかりません。

普通分娩では、出産後の解放感でアドレナリンも底を尽きているというのに、

会陰をチクチクと縫われる痛みがかなり不快でした。

赤ちゃんが産まれているのに、

「痛いーーーー」「やめてーー」「後どのくらいーー?」

とか言わずに済む。

無痛分娩では、会陰縫合の痛みがないので、赤ちゃんとのご対面・カンガルーケアも

幸せいっぱいな気分で過ごせました。 

 達成感と、解放感を、痛みなしで感じられて、満足です。

後陣痛

 昼の13時半に出産しましたが、翌日の午前まで硬膜外麻酔を入れたままにしてもらえます。

一晩、麻酔を効かせているので、後陣痛もほとんど感じずにゆっくり休めます。

麻酔と合わせて尿カテーテルも入れたままなので、

尿も勝手に体外へ排出されていくしトイレに行かなくていいので、

楽ちん楽ちん♪

(尿カテーテルは、人によっては違和感があって不快という人もいるとか)

 私は、気になりませんでした。

なんたって産後だもんねー

無痛分娩はこんな人にオススメしたい! 

では、無痛分娩を人にオススメするかどうかというと、

個人差がとても大きいので、絶対オススメ!とは正直言いにくい。

大切なこと

「自分がどんなお産を望むかをよく考えること」

「パートナーや家族としっかり相談すること」

「病院からの説明をきいて、気になることは質問して、十分に理解しておくこと」

妊娠中の赤ちゃんとの出産は、一生に一度のこと。

なんといっても、

じっくり考えて、自分がどんなお産をしたいか、納得していることが大切でしょう。

オススメするなら

個人的に、オススメするとしたら、こんな人にオススメしたいです。

●出産がトラウマ化しちゃった経産婦

●難産で苦しんだ経産婦

●痛みにかなり弱い方

●前回のお産で、陣痛時間が長時間だった方

●高齢出産など

欧米では、8割の人がこの硬膜外麻酔による無痛分娩をされているそうです。

 

まとめ

日本であまり普及していないのは、日本独特の痛みに耐えることを美徳とするかの風習だったり、医療のマンパワー不足などが背景にあるよう。

痛みに耐えることが偉いわけでもなく、麻酔で痛みをとることに後ろめたさを感じる必要もありません。

自分がどんな出産をしたいかを、自分と向き合ってよく考えて赤ちゃんを迎えることが大事です^_^

 

 

【無痛分娩体験談その③】子宮口全開!出産時会陰は痛い?痛くない?

【無痛分娩体験談その②】の続きです。

www.meiko3.com

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いよいよ出産間近!

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♡目次♡

午前11時00分 子宮口5センチ

お腹に取り付けているNSTによると、陣痛間隔は2分半ほどだが、麻酔が効いてる。

痛みはわからず、「無」の状態。

(この時が、一番無痛分娩の恩恵にあずかれてた)

助産師さんが、内診してみると、朝に子宮頸管に入れたバルーンが取れていた。

つまり、子宮口5センチ開いたということ。

赤ちゃんの位置は高いので、寝ながらお産の進みを待つことに。

前回の出産で、子宮口5センチ時点でも、相当な陣痛に耐えて苦しかったことを思うと、

なんの痛みもないまま、ここまでお産が進んでいることに感動🥺

ここで緊張の糸が切れて涙してしまう私。

こんなに痛みも全くと言っていいほどないままここまできていることに感謝。

無痛分娩て、麻酔により陣痛が弱まることもあって時間がかかると聞いていたので、

今日中に産めるかどうかが気がかり。

助産師さんいはく、午前のうちにバルーンが外れれば、今日中に産まれる可能性は高いかなとのことだった。

午前のうちにバルーン抜去の目標をクリアできて嬉し!!

(実は、この病院、麻酔開始から6時間以内に生まれれば、無痛分娩の料金がプラス6万円で済むということで、6時間以内に産むことが私の最終目標であった。)

 

午前11時30分 家族とビデオ電話

家族LINEでグループ通話が始まったww

子宮口5センチで陣痛も2分毎にきているよーと、報告。

もちろん、「イタタタ」とか何もなく、「無」の状態で会話。

出産経験者(トラウマもち)の姉妹も、麻酔すげーーーーーと。

陣痛間隔2分て、ここが一番辛いところと記憶しているけど、それを無痛で過ごせているのは、とっても大きなメリット!

麻酔が効いているかのテストのため、強めの薬を入れていたようで、よーく効いている。

この先は、強い薬きれてくるから痛み出てくると思うけど、痛かったら言ってねとのこと。

痛かったら、助産師が麻酔装置のボタンを押して、麻酔薬を追加してくれるとか。

 

午前11時55分 恥骨が痛い

恥骨部分に痛みが出てくる。

子宮口は相変わらずの5センチで、赤ちゃんの頭は下がっていない。

えーーまだ、子宮口5センチか…。1時間前と変わってないー😒と思いつつ、

耐えられないほどではないけれど、「恥骨が痛い」と助産師さんに訴えると、

麻酔装置のボタンをポチッとしてくれた。

麻酔が効いてくるのに15分ほどかかるとかで、耐えて待つ。

陣痛間隔は1分半〜2分になる。

 

午後12時30分 子宮口6センチ 恥骨痛

子宮口は6センチになった。

ただ、恥骨の痛みが加速していて、

痛いと訴える。

麻酔科医の先生が(呼ばれたのか?)再び現れて、麻酔を追加?したと思われる。

効いてくるまでに時間がかかるらしいけど、全く効いてこない!

午後12時45分 子宮口7センチ 恥骨痛と腰砕ける痛み

追加の麻酔が効いてくるか見ている間に、それどころか痛みはどんどん強くなり、

腰の骨が砕けるようなアノ痛みが腰回りに襲ってくる。

子宮口は7センチ

卵膜が張って破水しそうな陣痛がきてて、進み具合もいい感じと助産師さん。

「ツーーーー。ツーーーーー。」と、息を吐いて痛みに耐えていたけど、

 

13時になったら、硬膜外麻酔2本目を穿刺すると告げられる。

15分も待てない!!!!!!と思った。

早く、早く、助けて!と思った。

1回目のチューブは残したまま、付近の部位から2本目を入れるとか。

(ってことは、1回目の麻酔がちょっと失敗作だったってことなのかな?)

本来、もっと麻酔が効くはず?ってことなのか?

だけども、この時、相当痛くて、

「普通分娩と同じくらいの痛み」と訴えた。

午後12時55分 硬膜外麻酔2本目追加

13時と聞いていたけど、ちょっと早く麻酔科医の先生が登場した。

この時、相当痛くて、

ここら辺で、声も出始める。

「ふーーーーーーーーーっう。ふーーーーーーーう。」と声出して耐える。

はたから見たら、相当痛そうだと思うけど、いや、本人相当痛いけど、

どこか計算して、

麻酔科医の先生にこの痛さを見せつけなければ!との気持ちも沸いてたww

早く助けてよ的な気分。

「ふーーーーーう、ふーーーーう。ふーーーー」と声も大きくなる。

(9割マジ痛いけど、1割ほど演技もある)

痛いのに、また、横向きになって、背中を丸めて硬膜外麻酔を穿刺する。

1回目の時は、それすら痛いですか?と怯えていたけど、

もはやどうでも良い。

背中がちくりとするのにゃビビらないくらいにお産モードに入ってた。

陣痛、相っっ当痛いのに、じっと麻酔の体制で耐えるのがめちゃ辛い。

「ヴーーーーーーーっう、ヴーーーーーーーーう」とずっとうなり続けた。

目も開けず、朦朧。

「早く、早く」「死ぬ、死ぬ」「これ(子宮口)全開の痛み」

と、陣痛の合間に小声で訴えた記憶あり。

(叫ばない系な私ww)

午後13時15分 子宮口10センチ

めっちゃ辛かった麻酔の処置が終わり、助産師さんが内診したら、

子宮口全開になってた!

(ほらやっぱり!だってこれ産む直前の死ぬ痛みだよっ!と、思った。)

(後々聞いたところによると、もう赤ちゃんの頭が指1本のところに降りてたとか。)

もはや、麻酔なんぞどーでも良い。

助産師が「全開です!!」とどこかに叫ぶと、応援要員が、6人?走ってきて、

何やら、ビニールの予防着を着たり、分娩体勢に入る準備を始めた。

私は、意識朦朧として、

「次の陣痛がマジ怖い。」「早くしてよ!」と思いながら、

若干白目を向いて、されるがままに身を任せた。

1人目、2人目の出産では、もはや野生動物のごとくうなってた

それは、自分で声を出してるのではなく「人体から勝手に出てくる音声」だった。

今回は、自分で声を出してうなってる感じだな。と、どこか冷静に思った。

無痛だからか3人目だからか、5%くらい普通分娩と比べて余裕があることを自覚した。

 

午後13時19分 人工破膜・破水

朦朧とする中、聞こえてきた。

助「人工破膜していいですか?」「はいー」 ガチャガチャ(器具の音?)

産科医「(会陰をつまんで)これ触っているのわかる?」

私、「わからない」と答える。

会陰を器具でつまんで、麻酔が効いているかを確認していたようだ。

よかった。会陰の感覚は「ない」

前回のお産では、同じく人工破膜で破水した時に、バシャーと羊水が流れる感覚があったけど、今回は全くわからない。

(麻酔の影響?「羊水少なめ」というワードも聞こえてきてたけど)

 

午後13時23分 排臨・発露

私「どんな状況ですか?」

助「もう赤ちゃんの黒々とした頭がすぐそこに…」

やっと産める。と思った。

(朦朧としてそれどころでないけど、若干嬉しい)

なぜか、分娩体勢までくると、痛みがあまり記憶されない。

3回出産したけど、この産む直前の、陣痛の記憶があんまりないんだよね。

目を開けると、足の間に3人が並んでいて、両サイドに2人いた。

サポートの右サイドの助産師さんが、脱力した私の手をとり分娩台のレバーを持たせてきた。

あ、いきんでいいらしい雰囲気。

助「おへそを見てね〜」と。

私。無言で1発いきんでみる。

オマタの感覚がないからよくわからないけど、モリンと何かが押し出された。

 

午後13時24分 赤ちゃん娩出

今陣痛ないけど、いきんでもいいのかな?

あんまり指示してくる人がいないのだけど、早く出したい(終わらせたい)ので、

もう1発、いきんでみる。

助「おぉ?いきむ?いいね〜」的な何人かの声が聞こえた。

その勢いで、また、何かが押し出される感じがして…

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赤ちゃん「オギャーオギャーオギャーオギャー」と、元気な産声が聞こえて、

無事産めたことに感涙😭

いきんだ時の、会陰の痛みは皆無。

例えれば、ウンコが前から「もりん、もりっ、もりっ」っと、出てくるような…

臍帯を処置された産まれたての赤ちゃんが私の胸の上のあたりに持ってこられて、

助「ほら、産まれたよ〜。触ってみるー?」

私、両手で赤ちゃんの手を触る。

胎脂が思ったより付いていて、ねちょっと手につく。(拭かれた)

 

 午後13時26分 胎盤娩出・会陰縫合

間もなく、胎盤が娩出されたようだ。

もちろん、会陰の感覚がないので、全く気づかないうちに。

私の胎盤、800gのビッグサイズだったようだww

会陰切開はしていないっぽい。

膣の中は、切れてないらしく、会陰は少し切れた程度だったようです。

会陰縫合も、地味に痛い記憶があるけど、

麻酔のおかげで全く痛みはなく、気づかないうちに終わった。

 

出産後の後陣痛

出産を終えて、2時間くらい分娩室で出血状況を観察されながら、

赤ちゃんとのカンガルーケア👶

赤ちゃんを抱ける幸せがものすごい!可愛くて可愛くて😭

上の子に似てる!

旦那様と子供達とテレビ電話。

妊娠発覚当初から10ヶ月間、出産が怖くて怖くて、自分に産める気がしなかった。

だから、達成感がもんのすごくて、最高に幸せだった。

産後の後陣痛は、経産婦の方が痛いらしいけど、

ここでまた硬膜外麻酔が活躍

一晩、背中の麻酔も尿カテーテルも抜かずに、体を休めれるというメリットあり!

これも、地味にありがたいよ。

 

最後に、無痛分娩と普通分娩を両方体験しての比較をまとめますので、

合わせて読んでもらえれば、幸いです😉

 

【無痛分娩体験談その②】陣痛・麻酔実施の流れと痛み状況をかなり詳しくレポートします!

無痛分娩体験談その①に続きます。

 

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♡目次♡

 いよいよ出産予定当日の朝を迎えます。

午前6時00分 赤ちゃんの心音確認

当日の朝、6時に起床し、NSTの機械をお腹に取り付けます。

赤ちゃんの心音やお腹の張りを確認。

赤ちゃんが起きると、モニターの心拍数も大きくなり、その違いだけで、

「あ、起きた!可愛いなぁ。。」と思いながら。

でも、緊張しながら、過ごす。

午前7時00分 朝食

朝食は、半分だけ食べてと言われていました。

これは、麻酔の副作用で吐き気が出ることがあるからなのだとか。

指示通り、朝食は半分にする。

緊張のせいで、便がゆるい。

午前8時45分 前日の子宮頸管拡張材をぬく

前日の処置で子宮頸管に入れられていた子宮頸管拡張材(ラミセル)を見せてもらった。

ただ、ふにゃふにゃにふやけただけという印象。

白いこんにゃくみたい、、、

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さぞ、膨張して子宮口が開いただろうと想像していたから、ちょっとがっくり。。

午前8時50分 子宮口にバルーンを入れる

これは、子宮頸管の内側にゴム風船のようなものを入れる処置。

その風船に100ccの水を入れて膨らませ、子宮の入り口に引っ掛けておくイメージ。

助産師さんいはく、この処置をすると陣痛が起きる人が多いらしい。

そして、いよいよ子宮口にバルーンを入れられる。

これも、こわいこわいと言いながら、耐える。

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下腹部に圧迫感がある。

終わると、

ゴムチューブがおまたから20cmほどビヨーンと出ているけど、気にしないで前か後ろに倒してショーツを履いてと言われる。

内診台がウィーンと下がって、真ん中の受け皿?を見ると赤々とした血が落ちていた。

えーーーっ!と、びびる。

医師「では、陣痛つけていきましょうね〜」

(淡々と、軽々しく言ってるけど、めっちゃこわいやんーーーーーーー)

 

午前9時00分 いよいよ分娩室入り

バルーンの処置をした後は、必要な荷物を持って歩いて分娩室に入る。

広い部屋に分娩台が2つあり、簡易な仕切りがあるだけ。

隣の人来たらめっちゃ気まずいーーーという印象。

古い建物だから仕方がない。

(幸いにも最後まで私だけだった)

もうずっとNSTをつけて赤ちゃんを観察するということで、セッティング。

子宮の内側(赤ちゃんの頭付近)にバルーンがあるので、赤ちゃんが苦しくないかなどを観察します。

子宮は、バルーンを押し出そうと反応し、これがお腹の張りとなり、陣痛となるようです。

学生さんが1人見学させてと挨拶にきた。

緊張マックスの私は、学生さんと話ししてだいぶリラックスする。(ありがとう)

嫌じゃなかったらどうぞ下から見てもいいからねと告げる。

(私は、年下には優しいのだ)

友達感覚で、こわいよこわいよーと学生さんに訴える。

 

午前9時10分 点滴ルート確保

左手前腕に点滴ルートを確保する。

地味に痛い。

「硬膜外麻酔入れる時って痛いんですか」と聞いていたら、

この点滴の方が痛いと言われる。

緊急時に使う血管だから、針が太いのだとか。

そう言われると、なんだかすこーし、安心した。

けど、何でもかんでもこわいという状況。

助「痛みは我慢しないで言ってね。生理痛くらい痛くなったら麻酔科の先生呼ぶから」

怖がりな私だけど、その程度で、麻酔しちゃっていいのかなという心境。

上の子の出産で、陣痛って相当なものだと体験しているから、もっと耐えてから麻酔かなとか思っていたのだけど、、、

 

午前9時30分 陣痛発来

助産師「陣痛きてますよ〜ほらほら」

助産師さんが、NSTの記録用紙を見せてくる。

私「下腹にずっと違和感があるだけで痛みという感じではなくて、わからないです」

助産師「規則的なお腹の張りで、陣痛になっているので、9:30を分娩開始時間にしますね〜」

張りといえば、張りなのかもしれないけど、痛みって感じではないし、しっくりこないな〜と思う。

この感覚だと、家にいても陣痛と気づかないくらいだと思う。

でも、陣痛が来てよかったと思う。

 

午前9時50分 陣痛促進剤開始

バルーン挿入から約1時間以降に促進剤を開始する計画。

私「陣痛が来ていても、促進剤は使うんですか?」

助「そうだね〜。赤ちゃんがびっくりしないように、初めは少量からスタートしていくよ」

はじめは、30分で10ccが体に入るくらいで点滴をするらしい。

陣痛の様子を観察しながら30分毎に、促進剤の量を上げていくとか。

促進剤を使う出産はお初なので、急に陣痛強くならないかとか妙に不安になるーー

今回の出産の、私のおびえポイントの一つだからね。促進剤出産。

出産時間を短く終わらせたい私は、

寝ているより座位であぐらの体勢をとってみた。

その方が赤ちゃん降りてくるかな〜と思って。

体勢を変えた時、周りに人いなかったのだが、助産師さんが走ってきた。

赤ちゃんの心音が下がったとかで、

私「あ、座った時にちょっとNSTの腹に付いている位置ずれたのかな」

助「波形がずらした時の感じではなかったのだけど、、」

でも、また普通に戻っていたので、終わっていった。

陣痛は、きていて、モニターのお腹の張り具合を見る数値が

10付近から張り時は60か70になっていた。

相変わらず張りによる痛みはなくて、下腹部の生理痛ぽいものがずっとズキズキていている程度だった。

午前10時20分 硬膜外麻酔開始

麻酔科部長の医師が現れた。横で何やら薬液を準備されている。

背骨の硬膜外腔にチューブを留置して、継続的に麻酔薬を入れれるようにする処置が始まります。

(これも痛そうで恐怖ポイント)

横向きになって背中を出して、お腹を抱えるようにして体を丸めます。

穿刺部位を消毒して…。

まずは、前段階の局所麻酔。

怖がっていたけど、先程の点滴よりも明らかに細い針だとわかるくらいわずかな「チクッ」を感じた。

そのあとは、痛いという印象もなく完了。

どんなに痛いかと思っていたけど、確かに点滴よりも痛くなかった。

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足は動かせるか、痺れはないか、頭痛はないかなどなど入念に確かめられた。

ちなみに、足は脱力感があるものの、自分で動かせます。

麻酔の効き目を確かめるために、強めの麻酔(キシロカイン?)を入れて、アイスノンで冷感の有無をテストします。

ほそーーーいチューブが腰から首付近の皮膚の上をテープ固定してあるので、薬液を注入されると、冷たいものが背中を通っていく感じがします。

腰から下の皮膚にアイスノンの位置をずらしながら当てられていき、冷たいかどうかを聞かれる。

私の場合、仰向けの上の面は、どこに当てられても冷たいのがわかり、太ももの後ろ面(お尻の下の辺り)は、冷たい感覚がわからなかった。

麻酔科医の先生は、あれー?と、麻酔チューブの入れ直しを検討していた。

私の麻酔の効き方が予想外だったらしい。(めっちゃ不安なる)

※どうも、麻酔のきき方(麻酔薬の広がり方)は、個人差があり、医師の経験・技がいるようだ。

だけども、私、オマタの感覚がないことに気づく。

私「おまたが感覚がなくて、動かせない…、膣も締めれない感じです」

医師「じゃぁ、麻酔ちゃんと効いているね。針の刺し直しはなしでこのままいきましょう」

たまに、冷感が残るって人もいるのだとかなんとか言っておられた。

医師「今、テストのために、強い薬を入れたけど、その効果はきれてくるからね。」と。

その後は、痛みに応じて、麻酔薬(フェンタニル?)の量を上げていくみたい。

痛かったら我慢せずに、助産師に言ってとのことで、そしたら助産師が機械のボタンをピッと押して麻酔を追加してくれる流れなのだとか。

麻酔処置と合わせて、心電図を胸に、血圧計を腕に、取り付けて、体に変化がないかを継続して観察していきます。

午前10時30分 促進剤20ccへアップ

促進剤を30分毎に上げていくという話でしたが、

陣痛もしっかり乗ってきたので、 1時間20ccのペースに上げたところで、これ以上あげずにストップしましょうとのこと。

これ、多い人で90ccとかまであげていくと聞いたけど、少ない量で陣痛がノって良かったと思った。

(なんとなく、促進剤たくさん入れるの怖ヒーーー)

 

午前10時50分 尿留置カテーテル挿入

 麻酔をすると足に脱力感が出るため、歩いてトイレに行けないということで、溜まった尿を体の外に排出する管を膀胱に留置します。

(これも超痛いと聞いた事があり、恐怖ポイントの一つ)

ちゃんと麻酔が効いてからするから痛がる人はいないよ〜と助産師さん。

言われる通り、全く尿道カテーテルが入った感覚はなく、気づかないうちに終わりました。

一瞬だった。

かなり心配ポイントだったので、あっけなく終わって、拍子抜け。

 怖がっていたこと、どんどん乗り越えた。

全ての準備が整ったたら、こんな状態↓↓

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 クライマックス(おびえ続けた出産)に向かっていく…。

 続きは、【無痛分娩体験談その③】へ。

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【無痛分娩体験談その③】へ続く。

 

【無痛分娩体験談その①】痛い?痛くない?前処置からかなり詳しくレポートします!

こんにちは!めいこです(^ ^)

今日は病室からの投稿です。

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3日前に第三子の可愛い女児ゆんちゃんを出産しました。

2回目の出産で、お産がトラウマ化した私は、3人目にして、無痛分娩での出産をしました。

今回、妊娠初期から、出産が怖くて怖くて生きた心地がしなかった。

妊娠=幸せなことなのに、恐怖・不安・ネガティブな思考にばかりなっていました。

自分に出産できる気がしなかったし、直前まで怖くて怖くて泣きそうだった。

という経緯があっての、今、分娩レポートを書けることが幸せ♡

 

私のように、出産に怯えている方、無痛分娩を検討している方の参考になれば。。。と思い、

できる限り、詳しく無痛分娩の体験をレポートしていきますね^_^

※あくまでも出産は十人十色なので、一例として参考にしてください。

♡目次♡

出産予定日

私が選んだ病院では、本来の出産予定日から初産婦は39週頃、経産婦は38週頃で計画分娩にしていました。

これは、予定より早く自然な陣痛が来て無痛分娩に対応できなくなる可能性を回避するためでもあります。

この病院では、条件が揃っていれば、予期せぬ自然陣痛発来でも、8割は無痛分娩に対応してくれているということもありますが、ここは病院によって様々でしょう。

計画分娩のメリットとしては、兄弟がいる場合に、上の子の預け先などの予定を組みやすかったり、出産予定日を好きな日で設定できることでしょう。

気持ち的な意味合いでは、心の準備ができるといったところでしょうか。

(これも大切なことですね。)

前置きはこのくらいにして。。。

自分の決めた出産予定日の前日の午後に、病院入りし、前日の処置をします。

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午後14時00分 入院説明

1人目2人目ともに、自然陣痛発来で入院したこともあり、陣痛も来ていないのに入院するのは、変な感じ。

恐怖で逃げ出したい気持ち。だけど、この膨らみきったお腹。。。

出産するしかない。

でも、覚悟すら決まっていない状態で不安いっぱいで産科病棟へ向かう。

一通りの入院説明を受ける。

「しっかり麻酔が効くように、麻酔科と産科で連携して出産が進むからね」と助産師。

よく痛いと聞く膀胱に入れるカテーテル挿入の痛みもついでに聞くと

「尿カテーテル入れるのは、痛いって言う人はなかなかいない」とか。

麻酔が効いたことを確認してから行われるので、大丈夫らしい。

【補足】

尿留置カテーテルは、膀胱に管を入れます。膀胱内に尿が溜まると、その管を通って袋状のところへ排出されていくもの。全身麻酔の手術や自分でトイレに行けない状態の方に実施される処置である。無痛分娩では、腰から下に力が入らず、トイレへの自力歩行ができないため、これを行うわけです。

 

午後15時00分 胎児心音確認

一通りの入院説明を終えると、病室で30分程度NSTをします。

赤ちゃんの心拍やママのお腹の張り具合がわかります。


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赤ちゃんって、大人と比べると心拍が早い。

小さな心臓で一生懸命体に栄養を送っているからね。

赤ちゃんが寝ている時と起きている時の状態を観察するのだと助産師さん。

 

午後16時00分 内診と子宮頸管拡張の処置

まず、子宮口の開き具合などを内診。

この内診が痛くて、叫ぶ。

これから出産だというのに、内診にしてこれじゃ、お先真っ暗な気分です。 

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私は、39週1日で出産予定日を設定したこともあり、子宮口がすでに開いていないかな〜と期待していましたが、わずか1センチ。

子宮頸管拡張とは、子宮の入り口の管状の部分に、子宮口を柔らかくするための拡張材ラミセルを入れておいて子宮頸管の熟化を図る処置。

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マツヨシonlie

参考 ラミセル(子宮頸管拡張器) 規格:3㎜ 入数:20本 | 松吉オンライン|マツヨシ
前日のこの時点で子宮口が既に数センチ開いていたら、子宮頸管拡張処置はいらないのだとか。

「明日、バルーン入れるから、この処置はしといた方が良いから」と産科医。

ちなみに、子宮頸管の長さを聞くと4センチだとか。

(39週で4センチて、相当長いらしい笑)怖くて真剣な私にゃ笑い事じゃない

挿入後は、トイレはOKだけど、シャワーや風呂は禁止です。

拡張材は、ラミナリア・ダイラパン・ラミセルなど、数種類あるみたいです。

ラミナリア

大きさは、太さ約2〜7ミリで長さ60ミリか80ミリがある

原材料は、天然海藻

拡張時間は、12時間ほど

昆布の成分によって、子宮口を柔らかくするのだとか。

ダイラパン

大きさは、太さ3〜4ミリで長さは65ミリか55ミリがある

原材料は、親水性ポリマー

拡張時間は、4時間ほど

ラミセル

大きさは、太さが3ミリと5ミリがある

原材料は、硫酸マグネシウム含有高分子材料

拡張時間は、2〜12時間

私がされたのは、ラミセルでした。

見たところ、なんだかタンポンのような印象。

(でもタンポンて頸管までねじ込むことないから話は違うけどね)

 

緊張のためいつも以上に敏感になっている私なので、こわいと騒ぐ。

子宮頸管部を消毒してー、シュッと入れられました。

少し違和感あるくらい。

ラミセル挿入は、内診ほどの痛みじゃなかったかなー。

でも、痛くなくは、ない。

 

午後18時30分〜 お腹の張り・スクワット

ラミセルを挿入することで、下腹部に違和感がある。

夕方は1時間に数回、お腹が張るのを感じる。

助産師いはく、この処置だけで刺激になって、陣痛がくる人も稀にいるのだとか。

でも大体は、夜にはおさまるよと言われました。

20時頃にはおさまっていきました。

「出産所要時間を短くしたい」と思っていた私は、

全く産気づく気配のないお腹に焦って、

病院内を散歩したり、病室でスクワット10回×5セットしてみた。

スクワットは10回ほどすると、お腹が張ってくる〜。

けど、子宮口広がれ広がれと念をこめて運動する。

(今まで散々ゴロゴロしていたのに今更である)

振り返ると、これは意味があったのかナゾ。

ただの落ち着きのない人ww

「眠るのがこわい」

「明日になるのがこわい」

「自分がどうなるのかこわい」

「自分に産める気がしない」

そう思いながら、不安と恐怖から逃げ出したい心境で、仕方なく眠る。

 

午前25時00分〜 お腹の張りが11〜12分間隔

夜中、ちょと強めのお腹の張りで目覚める。

目覚めた瞬間、ものすごい恐怖に襲われた。

見回ってきた助産師にお腹が張ると言ってみたら、時間測ってみてとのこと。

陣痛アプリで測ると、11〜12分間隔。

張るけども、全然痛みではない。

経験上これは陣痛ではないことは分かった。

1時間ほど、したら張りは無くなっていった。

助「まぁもう39週だしねー。夜中張りやすいんだね」

その程度の会話でまた寝付く。

けども、産前の細切れ睡眠で、朝方3時か4時に目覚めて眠れなくなった。

うとうとしたり、目覚めたりしながら、いよいよ当日の朝を迎える。

 

次の記事【無痛分娩体験談その②】へいきまーす。

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【無痛分娩決意編】お産に挑む女性の不安〜鬱妊婦が無痛分娩を決めるまで〜

こんにちは!

ただいま3人目妊娠中のめいこです\(^-^ )

今回は、これから3回目のお産に挑もうとしている私の考えについて語りたいと思います。

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※あくまでも、個人的な価値観で語ります。

 

♡目次♡

1人目の出産で感じたこと

2016年。ちょうどめいこ30歳の節目に、第1子の女の子を出産しました。

赤ちゃんは3700g超えのビッグベビーちゃんだったわりに、とりわけ問題もなく安産。

私は、何かと心配性だし怖がりだし必要以上に不安になりがちな性格。

だから、初めての出産を控えた産前は、本当に怖くて、

「鬱」だったと思う。

この行き場のない不安を、夫にわかって欲しくても、

なかなか、共感してもらえるものでもない。

この時点で、約10ヶ月自分のお腹の中で生命を育んでいる女性と、

なんにも変わらない日常を送っている男性では、差があるのだから。

 

とにかく、これから自分の身に起こるだろう「死ぬほどの痛み」に怯えて過ごす毎日。

(私が怖がりすぎなのもあるけどねww)

だけども、逃げることもできなくて、

怖くて泣いて過ごす妊婦さんもいる。

イライラして、周りにあたってしまうこともある。

体は思うように動かせず、いろんなマイナートラブルも出てきたり。

 

いよいよ陣痛がくると「痛み逃し」なんて、ない。

痛みは、逃げない。

痛みは、ごまかせない。

痛みの強度は、加速し続ける。

 

まぁまぁ、結果は安産で無事に出産し、この上ない幸せを味わうのだけれど。

安産だから、結果オーライではなくてさ。

なんかトラウマになってしまうのです。

出産した翌日も、あの痛みが体に染み付いていて、

また、あの痛みが襲ってくるような感覚があり、

体が自然と強ばる。

裂けた産道がボロボロで、まっすぐ歩けないし、座れない。

排尿、排便が恐怖。

だけど、赤ちゃんは2時間毎に授乳をさせることを推奨され、(それはいいのだけれど)

なかなか、休養も十分にとれない。

容赦なく泣く赤ちゃんに、初めての育児。

 

とにかく、とっても酷です。

一見、幸せだけど、、、

味わったことのない幸福感もあるんだけど、、、

もちろん、赤ちゃんは可愛くて大切でかけがえのない存在。

なんだけども、、、

とにかく、突然に母になることを強いられ、心がついていかない状態。

体の急激な変化に、ホルモンバランスの影響も加わり、

体だけでなく、心も、ボロボロに。

産後うつって「マタニティブルー」って病名があるくらいだから

そんなに珍しいことではないと思う。

 

2人目の出産で感じたこと

2018年。32歳の時に、第2子の女の子を出産しました。

第1子からちょうど2歳差になります。

39週3日での陣痛発来と、予定日より早かったのもあって?赤ちゃんは、3100gと前回より小ぶり。

1回目は、散々出産に怯えまくって挑んだけれど、

2回目は、上の子の育児をしながらの妊婦生活で、自分にかまっていられなかった。

そのため、覚悟が甘かったかー?アドレナリンが足りなかったかー?

「え!こんなに痛かったっけ?無理無理無理無理」と思いながら、産みました。

  

1回目出産の陣痛は、4〜5分間隔の痛みが長く続いたけれど、

2回目出産の陣痛は、2〜3分間隔の痛みが数時間。

子宮口が開いていく時間は、短く済んだけど、

感じ方としては、断然、前回より辛い。

 

でも、思ったのは、

出産の辛さは、赤ちゃんの大きさと直結してない。

前回より、小さい赤ちゃんだったから、お産が軽かったとか、

2回目の出産だから、初産よりラクだとか、

必ずしも当てはまらないということ!

 

出産は、1回1回全然違うのです。

赤ちゃんの回旋や臍の緒とか、母体の影響など、様々な要因が絡み合っているから。

 

3人目の出産を控えて考えること

3人目を妊娠した時、嬉しかった。

それと同時に、出産への恐怖も少なからずあった。

また、あれをするのか、、、。と。

「怖い。どうしよう。」と。

妊娠初期からあったぼんやりとした恐怖は、妊娠経過が進むにつれて大きくなっていった。

前回の出産が、トラウマみたいになってる。

でも、出産を怖がることは、一見美しくない。

だって、妊娠も出産も、痛みを体験しない周囲の人からしたら、「喜ばしいこと」「おめでたいこと」でしかないからね。

 

そんな時、無痛分娩をやっているよという病院を発見。

個人の産院に通院していましたが、無痛分娩を取り扱う総合病院への転院を決意しました。

ただ、通院中の産院で、無痛分娩についてや転院を悩んでいることを相談したところ、

言われたことが、、、。

「あなたはお産に対して否定的」

「この産院では、無痛分娩をよく思っていない助産師さんも多くいる」

「痛みがあってこそお産」

悪気はないんだろうけど、なんだかお産を前向きに捉えられないことが悪いことと言われているみたいに感じた。

極め付けに、私には母性が足りないんだろなとスラ思った。

(実際、そんなもの測れるものではないけど、お産に前向きなキラキラ妊婦さんと比べれば、そうなのかもね)

なんたって、鬱妊婦。

なんか、気持ちを強く持てないんだよね。

3人目だし、出産が自分にできないことだとは思わない。

けど、回数をこなすごとに、恐怖も増してる。

なんでだろうか。

 

無痛分娩を取扱う総合病院へ転院

いろいろな葛藤がありながらも、無痛分娩をやってる病院への紹介状を書いてもらい、

無事、転院しました。

この時、妊娠24週。

転院先では、「無痛分娩希望ですか?」と聞かれ、

恐る恐る「はい」と答える。

医師にも、「ここでは週3回以上は無痛分娩の予約入ってるよ」と、慣れた様子。

助産師さんも、無痛を希望する私への偏見・否定的な目がない。

なんだか、それだけで、嬉しくて。

「出産が楽しみ」って今までで一番強く思えた。

これが、一番大事なことのように感じた。

あくまでも、私にとってはの話だけどね。

そして、無痛分娩でなくても頑張れるんじゃないかなって気持ちスラ湧いて来たから不思議だった。

ただの精神不安定ヤローだ。私。

 

ただ、無痛分娩とは言っても、全く痛くないわけではない。

痛みの感じ方は人それぞれだから、痛みを7割?ほどとるというもの。

生理痛くらいの痛みまで落としてお産をするというイメージみたい。

あの死ぬほどの痛みと比べたら、まぁ。\(^-^ )

 

来月は、無痛分娩教室に参加して、勉強してみようと思う。(楽しみ)

ちゃんと、知識も得てから、自分と赤ちゃんと向き合って、

どんな分娩にするか決めたいと思います。