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【無痛分娩体験談その②】陣痛・麻酔実施の流れと痛み状況をかなり詳しくレポートします!

無痛分娩体験談その①に続きます。

 

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♡目次♡

 いよいよ出産予定当日の朝を迎えます。

午前6時00分 赤ちゃんの心音確認

当日の朝、6時に起床し、NSTの機械をお腹に取り付けます。

赤ちゃんの心音やお腹の張りを確認。

赤ちゃんが起きると、モニターの心拍数も大きくなり、その違いだけで、

「あ、起きた!可愛いなぁ。。」と思いながら。

でも、緊張しながら、過ごす。

午前7時00分 朝食

朝食は、半分だけ食べてと言われていました。

これは、麻酔の副作用で吐き気が出ることがあるからなのだとか。

指示通り、朝食は半分にする。

緊張のせいで、便がゆるい。

午前8時45分 前日の子宮頸管拡張材をぬく

前日の処置で子宮頸管に入れられていた子宮頸管拡張材(ラミセル)を見せてもらった。

ただ、ふにゃふにゃにふやけただけという印象。

白いこんにゃくみたい、、、

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さぞ、膨張して子宮口が開いただろうと想像していたから、ちょっとがっくり。。

午前8時50分 子宮口にバルーンを入れる

これは、子宮頸管の内側にゴム風船のようなものを入れる処置。

その風船に100ccの水を入れて膨らませ、子宮の入り口に引っ掛けておくイメージ。

助産師さんいはく、この処置をすると陣痛が起きる人が多いらしい。

そして、いよいよ子宮口にバルーンを入れられる。

これも、こわいこわいと言いながら、耐える。

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下腹部に圧迫感がある。

終わると、

ゴムチューブがおまたから20cmほどビヨーンと出ているけど、気にしないで前か後ろに倒してショーツを履いてと言われる。

内診台がウィーンと下がって、真ん中の受け皿?を見ると赤々とした血が落ちていた。

えーーーっ!と、びびる。

医師「では、陣痛つけていきましょうね〜」

(淡々と、軽々しく言ってるけど、めっちゃこわいやんーーーーーーー)

 

午前9時00分 いよいよ分娩室入り

バルーンの処置をした後は、必要な荷物を持って歩いて分娩室に入る。

広い部屋に分娩台が2つあり、簡易な仕切りがあるだけ。

隣の人来たらめっちゃ気まずいーーーという印象。

古い建物だから仕方がない。

(幸いにも最後まで私だけだった)

もうずっとNSTをつけて赤ちゃんを観察するということで、セッティング。

子宮の内側(赤ちゃんの頭付近)にバルーンがあるので、赤ちゃんが苦しくないかなどを観察します。

子宮は、バルーンを押し出そうと反応し、これがお腹の張りとなり、陣痛となるようです。

学生さんが1人見学させてと挨拶にきた。

緊張マックスの私は、学生さんと話ししてだいぶリラックスする。(ありがとう)

嫌じゃなかったらどうぞ下から見てもいいからねと告げる。

(私は、年下には優しいのだ)

友達感覚で、こわいよこわいよーと学生さんに訴える。

 

午前9時10分 点滴ルート確保

左手前腕に点滴ルートを確保する。

地味に痛い。

「硬膜外麻酔入れる時って痛いんですか」と聞いていたら、

この点滴の方が痛いと言われる。

緊急時に使う血管だから、針が太いのだとか。

そう言われると、なんだかすこーし、安心した。

けど、何でもかんでもこわいという状況。

助「痛みは我慢しないで言ってね。生理痛くらい痛くなったら麻酔科の先生呼ぶから」

怖がりな私だけど、その程度で、麻酔しちゃっていいのかなという心境。

上の子の出産で、陣痛って相当なものだと体験しているから、もっと耐えてから麻酔かなとか思っていたのだけど、、、

 

午前9時30分 陣痛発来

助産師「陣痛きてますよ〜ほらほら」

助産師さんが、NSTの記録用紙を見せてくる。

私「下腹にずっと違和感があるだけで痛みという感じではなくて、わからないです」

助産師「規則的なお腹の張りで、陣痛になっているので、9:30を分娩開始時間にしますね〜」

張りといえば、張りなのかもしれないけど、痛みって感じではないし、しっくりこないな〜と思う。

この感覚だと、家にいても陣痛と気づかないくらいだと思う。

でも、陣痛が来てよかったと思う。

 

午前9時50分 陣痛促進剤開始

バルーン挿入から約1時間以降に促進剤を開始する計画。

私「陣痛が来ていても、促進剤は使うんですか?」

助「そうだね〜。赤ちゃんがびっくりしないように、初めは少量からスタートしていくよ」

はじめは、30分で10ccが体に入るくらいで点滴をするらしい。

陣痛の様子を観察しながら30分毎に、促進剤の量を上げていくとか。

促進剤を使う出産はお初なので、急に陣痛強くならないかとか妙に不安になるーー

今回の出産の、私のおびえポイントの一つだからね。促進剤出産。

出産時間を短く終わらせたい私は、

寝ているより座位であぐらの体勢をとってみた。

その方が赤ちゃん降りてくるかな〜と思って。

体勢を変えた時、周りに人いなかったのだが、助産師さんが走ってきた。

赤ちゃんの心音が下がったとかで、

私「あ、座った時にちょっとNSTの腹に付いている位置ずれたのかな」

助「波形がずらした時の感じではなかったのだけど、、」

でも、また普通に戻っていたので、終わっていった。

陣痛は、きていて、モニターのお腹の張り具合を見る数値が

10付近から張り時は60か70になっていた。

相変わらず張りによる痛みはなくて、下腹部の生理痛ぽいものがずっとズキズキていている程度だった。

午前10時20分 硬膜外麻酔開始

麻酔科部長の医師が現れた。横で何やら薬液を準備されている。

背骨の硬膜外腔にチューブを留置して、継続的に麻酔薬を入れれるようにする処置が始まります。

(これも痛そうで恐怖ポイント)

横向きになって背中を出して、お腹を抱えるようにして体を丸めます。

穿刺部位を消毒して…。

まずは、前段階の局所麻酔。

怖がっていたけど、先程の点滴よりも明らかに細い針だとわかるくらいわずかな「チクッ」を感じた。

そのあとは、痛いという印象もなく完了。

どんなに痛いかと思っていたけど、確かに点滴よりも痛くなかった。

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足は動かせるか、痺れはないか、頭痛はないかなどなど入念に確かめられた。

ちなみに、足は脱力感があるものの、自分で動かせます。

麻酔の効き目を確かめるために、強めの麻酔(キシロカイン?)を入れて、アイスノンで冷感の有無をテストします。

ほそーーーいチューブが腰から首付近の皮膚の上をテープ固定してあるので、薬液を注入されると、冷たいものが背中を通っていく感じがします。

腰から下の皮膚にアイスノンの位置をずらしながら当てられていき、冷たいかどうかを聞かれる。

私の場合、仰向けの上の面は、どこに当てられても冷たいのがわかり、太ももの後ろ面(お尻の下の辺り)は、冷たい感覚がわからなかった。

麻酔科医の先生は、あれー?と、麻酔チューブの入れ直しを検討していた。

私の麻酔の効き方が予想外だったらしい。(めっちゃ不安なる)

※どうも、麻酔のきき方(麻酔薬の広がり方)は、個人差があり、医師の経験・技がいるようだ。

だけども、私、オマタの感覚がないことに気づく。

私「おまたが感覚がなくて、動かせない…、膣も締めれない感じです」

医師「じゃぁ、麻酔ちゃんと効いているね。針の刺し直しはなしでこのままいきましょう」

たまに、冷感が残るって人もいるのだとかなんとか言っておられた。

医師「今、テストのために、強い薬を入れたけど、その効果はきれてくるからね。」と。

その後は、痛みに応じて、麻酔薬(フェンタニル?)の量を上げていくみたい。

痛かったら我慢せずに、助産師に言ってとのことで、そしたら助産師が機械のボタンをピッと押して麻酔を追加してくれる流れなのだとか。

麻酔処置と合わせて、心電図を胸に、血圧計を腕に、取り付けて、体に変化がないかを継続して観察していきます。

午前10時30分 促進剤20ccへアップ

促進剤を30分毎に上げていくという話でしたが、

陣痛もしっかり乗ってきたので、 1時間20ccのペースに上げたところで、これ以上あげずにストップしましょうとのこと。

これ、多い人で90ccとかまであげていくと聞いたけど、少ない量で陣痛がノって良かったと思った。

(なんとなく、促進剤たくさん入れるの怖ヒーーー)

 

午前10時50分 尿留置カテーテル挿入

 麻酔をすると足に脱力感が出るため、歩いてトイレに行けないということで、溜まった尿を体の外に排出する管を膀胱に留置します。

(これも超痛いと聞いた事があり、恐怖ポイントの一つ)

ちゃんと麻酔が効いてからするから痛がる人はいないよ〜と助産師さん。

言われる通り、全く尿道カテーテルが入った感覚はなく、気づかないうちに終わりました。

一瞬だった。

かなり心配ポイントだったので、あっけなく終わって、拍子抜け。

 怖がっていたこと、どんどん乗り越えた。

全ての準備が整ったたら、こんな状態↓↓

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 クライマックス(おびえ続けた出産)に向かっていく…。

 続きは、【無痛分娩体験談その③】へ。

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【無痛分娩体験談その③】へ続く。