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【無痛分娩vs普通分娩】両方経験してわかったことまとめ〜3児出産したママレポ〜

ここまで、無痛分娩の詳しい体験談を書きました。

 

そこで、無痛分娩のメリット・デメリットなどなど

普通分娩と比較して、まとめていきます。

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※お産は十人十色。あくまでも私の体験をもとに語りますので、

一例として、これからお産を控えている方の参考になればと思います(^^)

♡目次♡

 

ママの自己紹介

まずは、ママの情報として軽く自己紹介しましょう。

身長:170cm

体重:55kg(妊娠してない時)

妊娠中の体重増加:約10〜13kg

体型:やせ型

性格:超ビビり

年齢:初産30歳、2回目32歳、3回目35歳

赤ちゃん性別:女3人

 

3回の出産経過

3回の出産の経過を書きます♪

全て安産でスムーズなお産でした。

やぱり、回を重ねるたびに、出産時間は短くなってます。

 

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無痛分娩のメリット・デメリット

無痛分娩と普通分娩を経験して、その違いをまとめます。

あくまでも、出産は人それぞれ全然違いますので、一つの例として参考にしていただければと思います(^ ^)

情報源ごとに紹介していきます〜

人によって、メリットと思うかデメリットと思うかがそれぞれだと思うので、

私が得た情報の事実としてゴチャッと書いていきます。

病院の助産師さんからの情報

●子宮口へバルーン(100cc)を入れる処置で、ほとんどの人は陣痛がくる

●陣痛が始まって少し痛みを感じてから麻酔をする方が効果を感じられる

●無痛分娩にすると時間がかかる(初産婦は翌日になることも多い)

●背中への麻酔を刺す痛みは、痛がる人ほとんどいない

●麻酔の後の、尿カテーテル挿入も痛がる人はいない

●無痛分娩の人は、普通分娩の子宮口5〜6センチあたりの痛みが、陣痛が始まって入院してくる時くらいの痛みに見える。

●麻酔後は、子宮口が開くのを寝ながら待っている人が多い。

病院の麻酔科医からの情報

●痛みを完全に取ることは簡単だが、いきめるように痛みを残す

●様々なリスクの説明はするが、交通事故に合うようよりも確率は低い

●麻酔の効き方は個人差がある

●無痛分娩後の感想は、「痛くなかった」「痛かった」両方いる

●経産婦の方が、(痛みを知っているから)無痛分娩の効果を感じやすい

 

私が体験してみてわかったこと

●計画分娩なので、予定を組みやすい

●出産前の子宮頸管拡張の処置は、麻酔なしで耐えなければならない

●分娩第1期(分娩台がお産の体勢になる前まで)の陣痛がわからない(痛みなし)

●会陰の感覚が無くても、内診は痛い

●分娩第2期(子宮口が10センチ開いてから)は、激痛だった

●赤ちゃんが会陰を通過する時の会陰の痛みが全くない

●会陰縫合が全く痛くない

●出産後も麻酔を入れたままにして、後陣痛にも麻酔がきく

●出産が幸せな思い出になった

 

無痛分娩の痛みを10段階にしたら

「無痛分娩でも結局痛い」という口コミがあります。

私が体験した痛みを10段階で評価してみました。

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子宮頸管拡張処置

出産が進みやすくするために、子宮の入り口に風船のようなものを入れる処置。

子宮の熟化を図ります。

子宮口の柔らかさや開き具合によって、痛みの感じ方も違うようです。

私は、前日に、子宮口1.5センチで子宮頸管4センチでした。

バルーンを入れる処置は、「ちょい痛い」ですね。

で、入れた後から始まる下腹部の違和感が地味に辛いです。

でも、重い日の生理痛ほどではないので、耐えれるくらいです。

内診

内診は、助産師や医師のやり方にもよります。

指で、子宮口の開き具合を測っているのですが、

子宮口がかなり柔らかくなってくると、指で押し広げることができるくらいぷよぷよだそう。

広げるように内診されると、触り方によって痛いと思う。

私は、ここは強いかもしれないけど、

クチコミによると、だいぶ痛いポイント。

気になる硬膜外麻酔の効果です。

麻酔で会陰の感覚が分からなくても、内診はふっつーに痛み感覚がありました。

嫌だったら、陣痛開始してからの内診回数を減らしてーとお願いするのもアリかも。

 点滴ルートの確保

陣痛促進剤の点滴ルート。

これは、緊急時にも使う血管らしく、太めの針で刺します。

採血くらいの痛みです。

硬膜外麻酔の穿刺

背中の骨の間から穿刺して、硬膜外腔にチューブを留置します。

聞くからに、痛そうな印象があり、相当怯えていましたが、

これが、全くもって、予想外に、大したことなかった。

初めに局所麻酔をする時だけ、うっすらチクっとしますが、

採血や点滴ルートを取るときの方が、数倍は痛いです。

歯医者の局所麻酔のような、かすかなチクリ感。

局所麻酔の後に、チューブを挿入していくのですが、

皮膚表面に痛覚があるけど、体内は痛みを感じにくいそうで、

チューブを刺し進めても全くわからなかったくらいです。

尿カテーテル挿入

尿道口からカテーテルを挿入して、膀胱に溜まった尿を体の外に出す処置です。

ものすごーく痛いと友人から聞いておびえていました。

しかし、硬膜外麻酔の後だったので、

気づかないうちに終わりました。

麻酔の後、どの程度効いているかを確認され、

「膣や肛門に力が入らない」「会陰の感覚がない」という状況でした。

麻酔のおかげで、これも心配無用です!

分娩第Ⅰ期の陣痛

分娩第Ⅰ期は、開口期といい、分娩開始から子宮口が10cm開くまでの間です。

人にもよりますが、子宮口3センチ程度でも、相当な痛みです。

数分間隔でやってくる激痛に、初産なら数十時間、経産婦でも数時間耐えなくてはならず、

体力も消耗するし、息もすえないほどの痛みになっていきます。

私の場合、分娩第Ⅰ期は「3時間半」ほどでしたが、

陣痛が始まってまもなく、間隔が2分毎になっていました。

 この間、陣痛が来ているのが全くわからないくらいまで、麻酔を効かせてもらえていたので、大満足でした。

頻繁に襲いくる陣痛に全身の筋肉をこわばらせて耐えると、

それだけで体力消耗するのですが、ここは、「全く痛くない」状態で過ごせました。

ただ、子宮口7センチから10センチまでの15分くらいは、ものすごい激痛で、

「麻酔効いてないやろ!」という状態でした。

でも、終わってみれば、

普通分娩の痛みを2回経験していることもあり、

その痛みがあっても、結果オーライ(^ ^)と思えています。

分娩第Ⅱ期の陣痛

子宮口10センチ付近は、普通分娩と同等の痛みでした。

私の場合、子宮口7センチから10センチになるまでが、約15分くらいと

急激にお産が進んだために、麻酔が追いつかなかったためなのか?

この分娩第Ⅱ期は、「いきみ」をかけれるように麻酔は強くかけず、

この痛みに多少なりとも耐える必要があるのか?

ここが、疑問の残るところでした。

ネット上の口コミによると、

「最後まで痛くなかった」「結局激痛だった」

などと、色々な体験談があります。

児娩出時の会陰の痛み

会陰には完全に麻酔が効いていて、全く痛くありませんでした!

普通分娩で、赤ちゃんが出てくる時の痛みといえば、

腰の骨・恥骨・尾骨?がバリバリと砕けたかのような痛みとともに、

超高熱の鉄球が膣にハマっているかのような感覚で、

そして、息が吸えない切迫感。

それが、、、

会陰に何かいる、何か挟まっている、という感覚はありません。

さらに、

赤ちゃんが膣がビリビリと裂けます。

ひどい人だと、膣と肛門が繋がる勢いで避けるらしい。

私は、少し会陰が裂けましたが、

もちろん、会陰が裂ける痛みも全くわかりません。

 

会陰縫合

会陰の感覚がないので、会陰縫合されているのが全くわかりません。

普通分娩では、出産後の解放感でアドレナリンも底を尽きているというのに、

会陰をチクチクと縫われる痛みがかなり不快でした。

赤ちゃんが産まれているのに、

「痛いーーーー」「やめてーー」「後どのくらいーー?」

とか言わずに済む。

無痛分娩では、会陰縫合の痛みがないので、赤ちゃんとのご対面・カンガルーケアも

幸せいっぱいな気分で過ごせました。 

 達成感と、解放感を、痛みなしで感じられて、満足です。

後陣痛

 昼の13時半に出産しましたが、翌日の午前まで硬膜外麻酔を入れたままにしてもらえます。

一晩、麻酔を効かせているので、後陣痛もほとんど感じずにゆっくり休めます。

麻酔と合わせて尿カテーテルも入れたままなので、

尿も勝手に体外へ排出されていくしトイレに行かなくていいので、

楽ちん楽ちん♪

(尿カテーテルは、人によっては違和感があって不快という人もいるとか)

 私は、気になりませんでした。

なんたって産後だもんねー

無痛分娩はこんな人にオススメしたい! 

では、無痛分娩を人にオススメするかどうかというと、

個人差がとても大きいので、絶対オススメ!とは正直言いにくい。

大切なこと

「自分がどんなお産を望むかをよく考えること」

「パートナーや家族としっかり相談すること」

「病院からの説明をきいて、気になることは質問して、十分に理解しておくこと」

妊娠中の赤ちゃんとの出産は、一生に一度のこと。

なんといっても、

じっくり考えて、自分がどんなお産をしたいか、納得していることが大切でしょう。

オススメするなら

個人的に、オススメするとしたら、こんな人にオススメしたいです。

●出産がトラウマ化しちゃった経産婦

●難産で苦しんだ経産婦

●痛みにかなり弱い方

●前回のお産で、陣痛時間が長時間だった方

●高齢出産など

欧米では、8割の人がこの硬膜外麻酔による無痛分娩をされているそうです。

 

まとめ

日本であまり普及していないのは、日本独特の痛みに耐えることを美徳とするかの風習だったり、医療のマンパワー不足などが背景にあるよう。

痛みに耐えることが偉いわけでもなく、麻酔で痛みをとることに後ろめたさを感じる必要もありません。

自分がどんな出産をしたいかを、自分と向き合ってよく考えて赤ちゃんを迎えることが大事です^_^